紀州ドンファン事件裁判員が記者会見！ニュースや報道は全然違う！？

2024年12月13日

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2024/12/12/kiji/20241212s00042000192000c.html

2024年12月12日（木）に紀州ドンファン事件の裁判員裁判が和歌山地裁にて行われ、無罪が言い渡されました。

その裁判員のひとりである、20代の会社員が記者会見しました。

これって、かなり珍しいことじゃないのかな？

たしかに、聞いたことないよね、裁判員の記者会見。

ニュースや報道は事実と違う！？

https://www.sankei.com/article/20241212-MAIUYFPCHVITJGJGJKITGWH55E/photo/MNZTZII675N67AUC4Q223E5FRY/

この会見の中で、男性は、こう言っています。

「ニュースや報道でみる事件と、裁判員としてみる事件では全然違うので、先入観は怖いなと思った。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea01fb4a544ff27b3cd88a6ffca76fe91039a1c5?page=2

裁判での証拠などは、TV局や我々が知りえない情報もあります。

そうすると、ニュースや報道は、想像を膨らませて、我々に伝えます。

情報が少ないが故に、視聴率が取れる側に「盛った」記事やニュースになってしまうものも、考えられます。

Xでこんな声もあります。

我々は、上面しか知らないのに裁判員が決めた判決を批判してはいけない。しかも、決定的な証拠もなく裁判でしか知り得ない事実も分からず、一方的に決め付けたメディアの罪は重たい。
— funkyboy (@funkycreator) December 12, 2024

やはり、私たちは報道に意識が左右されているんですね。

「報道でみる事件と裁判員としてみる事件全然違う」裁判員が会見　“紀州のドン・ファン”元妻に無罪判決(関西テレビ)#Yahooニュース https://t.co/98TZLeIWpD
— 田島陽子 (@yokito1001) December 12, 2024

騒いだマスコミに操作されてるはずの一般人が
裁判員の裁判員制度で無罪。それが全てですね
— みさき座長@ (@Rahotsu7) December 12, 2024

んー、やっぱりそんな感じなのかなぁ。

確かに、兵庫県の斎藤知事もマスコミばかり盛り上がっている匂いがする。

同意です！の声

別の裁判で裁判員をされた方、全く同じ経験されています。

これはかなり同意です。私の参加した裁判も殺人事件でしたが、裁判の前後で報道される事件と、自分が見ている事件の概要に乖離ありすぎて、大変驚きました。
https://news.yahoo.co.jp/profile/news/comments/b06171bf-a0c9-49ef-9055-5f334fd1d215

外野が少ない情報で盛り上がってるだけてことね。

なんだか、冴えない感じだなぁ。

裁判員って記者会見していいの！？

https://mainichi.jp/articles/20241212/k00/00m/040/152000c

裁判員の方の記者会見について、驚きの声が多いです。

読んでないけど、こんな顔出しして裁判員が会見するものなの? https://t.co/0G7Gxxizkq
— 歩くオバサン (@JNyanco) December 12, 2024

結構な人が言ってるしわいも思ったけど……裁判員て身分明かしちゃダメなはずが、なんでこの人は身分明かして会見なんて開いてるの？ https://t.co/4HRSCKjvRI
— キモ氏@12.18 びびんがビンゴ (@DJ_KIMO) December 12, 2024

そこで、最高裁判所のHPを見てみました。

裁判員については、下記のように記されています。

裁判員として裁判に参加している間に裁判員であることを公にすることは，自ら公表するか第三者が公表するかに関わらず，禁止されています。
https://www.saibanin.courts.go.jp/topics/detail/09_08_24_kouhosya_attention.html

確かに、裁判中は公にすることは、禁止ですね。

一方，判決宣告等により裁判員としての任務を終えた後に，裁判員であったことを公にすることは，本人の同意があれば禁止されていません。例えば，裁判員であった方が，ご自身の意思で判決宣告後に記者会見に参加したり，裁判員を務めた経験や感想を多くの方に伝えたりすることは，問題ありません。
https://www.saibanin.courts.go.jp/topics/detail/09_08_24_kouhosya_attention.html

裁判が終わり、任務が終われば、記者会見に参加しても良いと明記されています。

今回は、これに従っている、ということだったのでしょう。

この行動を「勇気ある行動」とたたえる方もいます。

難しい裁判に参加された裁判員の皆さんまずはお疲れ様です。
こんな経験は滅多にできません。その経験を今回、顔出しという形で我々国民に共有してくださるということは大変な勇気がいることです。貴方を尊敬します。今回顔出しをした方も含め、警察が裁判員さん全員をちゃんと保護してあげて下さい https://t.co/Ou01IuhaQ0
— LUKI (@treaty_of) December 12, 2024